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4つの療法

生活の中に動物自然を取り入れた4つの療法による
心身のリハビリテーションと生活の質向上

テーマ「人と自然と動物と」

恵光園では「人と自然と動物と」をテーマに、居住の場、活動の場、療育の場を提供しており、この広大な自然環境を活かして、乗馬療法・園芸療法・音楽療法・アート療法という4つの療法を行っています。

乗馬療法

乗馬療法は、馬に乗ったり、馬に触れたりすることで、心身の障害や健やかな心を育む、アニマルセラピーの一種です。
乗馬によるリズミカルな揺れが、脳幹や体を刺激し、筋肉の発達や血液の循環を助け、平衡感覚や移動感覚を向上させるなど、身体的効果を得る事ができます。
また、馬や人とのコミュニケーション機会が増え、馬との一体感による満足感も得られ、心理的・社会的効果も得られます。

園芸療法

園芸療法は、植物の働きを介して、共に育み、学び、楽しみ、集える場を提供し、生活の質の向上を図ります。
園芸作業で体や指を動かすことにより、運動機能を向上させるなど身体的効果を得る事ができ、植物を眺めたり触れたりすることで精神的にも安定する等、心理的効果を得る事ができます。
また、植物を育てる事で、作業を行った人同士の会話やコミュニケーションが自然と行え、社会的効果も期待できます。

音楽療法

音楽療法は、音楽によって心身の障害の回復や機能の維持改善を計画的に行います。
音楽により昔の記憶が戻ったり、精神的なダメージを軽減したり、心理的効果を得る事が出来ます。
また、音楽に合わせて体を動かすことにより、リハビリ効果も期待できます。

アート療法

アート療法は、アートの活動を通してQOL(生活の質)の向上を目指すものです。
生き甲斐づくりに・生活の充実の為に、出来た感を高める為にアート活動に取り組み、自尊感情を高められるよう支援しています。
アート活動に取り組むうちに機能は維持され、適応は増えて行きます。活動をする事で概念形成に役立ったり、創意工夫する力をつけたり、意思決定できるようになったり、安らいだ気持ちを持ったり、すっきり感を味わったり、他者と絵を通してコミュニケーションが取れたりできる体験ができます。また、社会参加のツールとしても利用しています。
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